2012.05.26.(Sat) GTVを手放すことになった経緯 |
四国へ旅行した際に三度の大きなトラブルに見舞われた。 その1。ブレーキ引きずり→ペーパーロック。 伊勢湾岸自動車道、四日市JCT過ぎで発生。 アクセルオフした時、いつもとは明らかに違う異常な減速感。 シフトダウンしようとクラッチ切るとさらに減速… 空走で減速って有り得ない! これは一大事とブレーキペダルを踏んで確認すると、踏み代が無く踏みこめない状態。 いわゆるペーパーロック。 高速道路を通常走行中でブレーキを踏みっぱなしという事も無いのに。 緊急で直近のPAへ立ち寄り。ブレーキ自体が終わってたので車庫入れもドキドキ。 降りてフロントホイール周りを確認すると凄く焦げ臭くてうっすら白煙が出てた。 15分ほど停車&休憩したら復活。ブレーキもいつも通り。 何故こうなったんだろう?原因は解らない。が、今は復旧してる。 不安を抱え再発しない事を祈りつつ先を目指した。 その2。ブレーキ引きずり→ペーパーロックが再発。 吹田JCT過ぎで発生。ICまでが遠くて症状は悪化。車内も焦げ臭い... 緊急で高速を下りてトヨタディーラーへ行ったが外車はお断りと言われて… iPhoneで直近のアルファディーラー調べて直行。 ディーラーに到着し点検してもらった時は既に復旧済み。ブレーキは正常動作。 キャリパー内のピストン、ホース状態等を調べて貰ったが原因不明。 一応のメンテナンスとしてブレーキフルード交換とエア抜きを実施して貰った。 ここで旅行を中止し動くうちに帰宅することを強く勧められた。 でも、久々の長期休みは譲れない。再発が無いことを祈りつつ西へ。 その3。通常走行中に突然のエンジン停止。 夕方の通勤時間帯。走行中に突然インパネランプが全点灯。エンジン停止... 下り坂を利用して道路脇にユルユルと停車。 何度かセルを回すがスタートせず。 イモビライザーも認証されず、火が飛んでない様子... I/Gリレーを外して振ってみるとカラカラという音。内部が破損してるのがすぐに解った。 持ち合わせていた予備のリレーと交換してさっくりと復旧。 過去に同じ症状を経験してたので対処が出来た。 経験してなかったら確実にレッカー&専門店行きになるところ。 予備のリレーを持ってて本当に良かった。 走れなくなるトラブルが旅行中に三回発生。 「その3」程度なら我慢も出来る。(道路状況によっては大迷惑になるが...) ブレーキトラブルは致命的。最も不具合があってはならない部分。 原因が解ってて安く直せるなら良いんだが、ブレーキ関連は修理代も部品代も高額。 GTVを手に入れて8年。初年度登録から11年。製造年は多分1997年なので15年経過。 もう十分旧車というレベルに片足を突っ込みつつある車。 お金をたっぷりかけて色々手を入れて修理に時間を使う必要があるんだろうね。 あまりに突然にその時が訪れて「覚悟」が出来てなかった。 高額をかけるなら次の車を...って思ってしまった。 残念ですが、GTVとはお別れです。 それでもAlfaRomeoからは降りませんけどね。 |