衝撃が走りました。
目の前が真っ白になりました。
何がなんだかわからなくなってしまいました。

リアウィンドウの右下に直径５cmほどの穴が開いてました。貫通してました。
その衝撃でリアウィンドウは全てひびが入り、指で押すだけで崩れそうでした。
車の中に鞄や金目の物は置いてないですし、手が入るほどの穴ではないんですよ。
物取りならサイドのガラスを割ってドアを開けると思うのでイタズラでしょうか。

朝、駐車場を離れるときは何も異常はありませんでした。絶対に異常無し。
会社に行って戻ってきたら、こんなざまです。

ちょっと叩いたくらいで割れるようなガラスじゃないでしょ？
気温の変化や、経年変化で壊れるものじゃないでしょ？
元々、傷もひびも全く無かったんですから。

誰かがハンマーで叩いたとか、よほど重さのある石をぶつけたとか、
そんな風にしか考えられません。人為的にやられたとしか思えない。わざとじゃなくても。

なぜ、人の車を傷つけるのですか？
何かの拍子で、石とかをぶつけてしまったなら、書置きとか残しませんか？
人の車を傷つけて気持ち良いのかな？
俺に恨みや妬みがあるなら、なぜ、本人じゃなくて車にあたるの？

一応、警察呼びました。会社から戻ったらこうなってたと説明しました。
歩いて１０分の最寄の交番の方がパトカーに乗ってやってきました。連絡から２５分後に...
まだ明るかった周囲は既に真っ暗。

その警察官は来て、車を一回りした後に、こう言いました。

「あなた自身に人に恨まれたりするようなことは無いですか？」
「これを見て誰かにやられた状況だと感じますか？元々割れてたってことは無い？」
「被害届け出します？多分、犯人は解らないと思うけど...」

指紋採取すらしません。
バイク盗まれたときに「最近、多いんだよね〜災難だったね〜」と言われて
適当にあしらわれたことを思い出しました。
こんな言い方はよくないですが、やっぱり警察はあてにならない。

最後に警察官はこう言いました。
「一応、こちらもこの先、こういうことが起こらないように周辺のパトロール強化します。」
「あなたもこれから気をつけてください。」

気をつけるって何なの？

結局は泣き寝入りするしかないようです。
残念ですが、これが現実。
運が悪かった。ただ、そういうことみたいです。
バカバカしいですね。泣けますね。

そのまま自動車工場に向かいました。
段差を超える度に、後ろのガラスがバラバラと車内に落ちていました。悲しい音でした。
工場に着く頃には、後ろのガラスはすっかり抜け落ちてましたよ。

こんな経験をしないように、皆さんも気をつけてくださいね。
何を、どのように気をつければ良いのかは、俺にはわからないけどな！