しかもちょっとレアなフランス車に...
後輩のけいじ君を連れてさっそく試乗に行ってきた。
が、デジカメを持っていくのを忘れてしまう大失態。
仕方なしに携帯で撮影する予定だったが、写真そのものを撮るのを忘れた。
相互観察＆交換試乗はしたのに撮影を忘れるとは...困ったもんだ。
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『Citroen Xsara 2.0 Exclusive 4AT』
シトロエンってだけでワクワク。そのメーカー名自体が未だにレアだよ。
フランス車として圧倒的人気を誇るプジョーに比べると特に感じる。
プジョー傘下になって個性が薄れたと言われたけど、やっぱりプジョーとは全然違った。
| エンジン | 特にパワフルじゃ無いけど不足はない。中速トルクがあって使いやすい。 |
| 足回り | ハイドロじゃ無いけど当たりはソフト。バタつきは無く、しなやかで粘る足。 これがいわゆる猫足か？ |
| ブレーキ | ４人乗車下り坂でも不安はまるで無い。 踏力に比例して制動力が立ち上がり使いやすい。 |
| 変速機 | 「D」でもギア選択を積極的にする。速度が落ちると自動でシフトダウン。 常に最適なシフトを選択してくれるのは嬉しいが、最初は違和感を感じる (スポーツモードではシフトUP/DOWN回転が上昇する) |
| 内装 | メーター文字は大きく見易い。速度は奇数刻み。 ステアリング側にオートクルーズレバーとオーディオ制御レバーが付く シートは肉厚でふんわり。ソファと言った方が良い。 ほぼ5ナンバーサイズなのにリアシートはゆったり。 |
| 操作系 | ステアリング径は大きめで握りも太め。パワステは適度な重さ。 アクセルペダルが重い。 ロングホイールベースながら小回りが効く |
| その他 | エンジンはプジョーと同様に逆スラントマウント。前吸入後排出。 ボンネットのダンパーは強く軽く上がる。 |
刺激は少ないけど、快適なクルーズをこなせる車。
運転手も楽しめるし、かなり良い車だと思う。
個性的な部分もちょこちょこあって真面目過ぎない感じが良い。
昔のシトロエンほど『マニアック』な部分は少ないけど、その血は確実に継がれてるね。
『C』世代のシトロエンはどうなってるのかが気になる所。
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『BMW 318ci 5MT』
納車時に運転させてもらって以来2度目の試乗。
慣らし運転後は初だよ。
「ガンガン回して良いよ」のお言葉に甘えてレブリミットぎりぎりまで回した。
| エンジン | スムーズに回る。回転落ちはさほど鋭く無い。 低速トルクがあってフレキシブル。MTとの相性が良い。 |
| 足回り | 若干固めの設定だがゴツゴツ感は全く無い。 ダンピングが効いた感じで安心感がある。 |
| ブレーキ | 全く不満を感じない。軽い踏力から良く効く。 急激に制動力が上がることも無く使いやすい。 安心かつ使いやすい。 |
| 変速機 | レバー長ストローク共にアルファより短い。 ひっかかりも無く軽い力でスッスと入る 欧州車らしくギア比は高めの設定 |
| 内装 | 固めでしっかりとしたシートは長距離も楽そう。 インパネ等は非常に見やすいが遊び要素は少なく若干事務的 大人な味付けで飽きがこないタイプ。 |
| 操作系 | ステアリング径は小さめ。パワステもXsara、Alfa GTVよりは若干軽い。 ABCペダルの全てが軽い。特にクラッチはかなり軽く渋滞は楽そう。 オルガン式アクセルペダルは踏み続ける場合には非常に楽。 |
今回の車の中では１ランク、２ランク上の車であることを実感した。
全てにおいて高いレベルにある。
クーペでありながらリアシートの快適性は特質もの。
全てをこなせるオールラウンダーなクーペだね。
3シリーズのクーペ(MT)は非常に良い。刺激は少ないが長く愛せる。
BMWの良さを思い知らされたよ...
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今回、欧州車3台を次々乗ってみてその違いの大きさに改めて驚いた。
生まれはフランス、ドイツ、イタリアと違うけど、欧州市場ではライバルなんだよね。
同じ土俵の上で勝負しているんだけど、そうは思えない程の違いを感じた。
欧州の人は自分の好みで個性的な車を気軽に選べるんだね。羨ましいね。
CitroenとBMWの前ではAlfaはやんちゃで豪快で子供っぽいだけの車に思えた。
それが魅力って言えば魅力なんだけど。
