Grand Touring 〜砺波のチューリップ編〜


今年は富山県砺波市のチューリップが遅咲きとのこと。
GW前半がピークじゃないの?って事で2泊3日(4/29、30、5/1)で出掛けてきた。
目的はチューリップのみのはずが思わぬハプニングで寄り道の連続。
こんな旅行があっても良いよね。
(画像が大量なんで少々重いです...)

4/29 富士市 → 長野市
一気に富山へ行く事も考えたんだけど、せっかくあっちまで行くなら、
長野県北部の道の駅に寄って行こうじゃないかって思った。

朝霧高原と精進湖を抜け甲府から高速へ。
松本で降りて道の駅へ寄り道しながら北上。
長野北部はまだ桜が咲いてるということで小布施まで行って長野市内へ戻ることに。

昼食は大岡の道の駅。ここの蕎麦って手打ちなんだよ。
食事処のすぐ横で打ってる。この手打ち蕎麦がかなり美味で大満足。
山菜の適度な苦味が蕎麦の味を引き立ててる。機会があったらまた寄りたいね。



小布施を目指して長野市内を一度通過する。
市街地を過ぎたところで長野五輪のフィギュアスケート会場を発見。
しかもクラシックカーフェスタなるイベント開催中。
駐車場もそれっぽい車がいっぱい。そりゃ寄るでしょ!

それでは素晴らしい名車の写真をご覧ください。


長野五輪フィギュアスケート会場
でかい!広い!
 

駐車場でGiuliaSuper発見
隣に停めて2ショット撮影
 

駐車場にあったLanciaY
客の車もレア車
 

日伊のスーパーカーが並ぶ
2000GTはコンパクトだね
 

Countach LP5000 QV
エアロパーツがえぐい
 

Ferrari 512TRのエンジン
Boxer12は大迫力
 

Ferrari F40のV8エンジン
透明のフードが威嚇する
 

Lanborghini Miura
この色は珍しいね
 

Dino 246GT
非常にコンパクトで美しい
 

Dinoが2台!
赤い方はレンズカバー付だった
 

Lanborghini Diablo GTR
この世に30台のうちの1台
 

Ferrari 512BB
前後のフードを開けた珍しい姿
 

Mazda R360 かなりのレア車!
コンディション極上
 

NISSAN Bluebird 極上モノ
ヘッドレスト無しシートが懐かしい
 

寄り道というにはちょっと長居してしまった。大満足。
日が暮れる前に小布施に急ぎ、ほどなくして到着。



まずは小布施の町並みを見ながら「小布施堂」へ。
小布施堂は老舗の栗和菓子屋で葛飾北斎もよく訪れたらしい。
栗鹿ノ子羊羹という菓子が上品な甘さと食感でとーっても美味しかった。
お菓子の上品な味とマッチした落ち着いた雰囲気が心地良いお店だった。

「道の駅オアシス小布施」を目指してる途中で千曲川沿いへ寄ってみた。
桜・梅・菜の花が満開!太平洋側では終わった花が一杯咲いてて幸せな気分。

  

小布施界隈を満喫した後は宿を予約した長野市へ逆戻り。
4月も終わりなのに長野は日が沈むとまだ肌寒かった。
トレーナーか薄手のセーターで丁度良いくらいだったよ。

翌日の早起きに備えて早めに就寝。


4/30 長野市 → 高岡市
2日目。早起きして最初に行った場所は善光寺。
まだ観光バスも来てない時間でのんびり散策。



境内と参道の雰囲気を味わえれば良いかくらいに考えてたんだけど、
善光寺の職員のオバサンに有難い説教をされ、お戒壇めぐりも。
真っ暗闇をドキドキしながら歩き、無事「極楽の錠前」を探り当てた。
善光寺は以前も来たけどこんなのがあるのは知らなかった。良い体験できた。



戸隠神社の中社に到着。
善光寺を出た後は戸隠目指してワインディングロードを上る。
新緑が綺麗という事でこのルートを選んだんだけど、緑はまだまだ先だったみたい...

長野から結構登った。戸隠は春が来たばかりの様子。
日陰には大量の雪が残ってて驚いたよ。

 

戸隠神社まで来たら蕎麦食べるでしょ。
いっぱい店があるので色々迷ったけど、1日限定20食しか打たない十割蕎麦がある店へ。
開店直後ということもあってか、まだ残ってるというので迷わず注文。
「まずは塩だけ付けて蕎麦そのものを味わって下さい」
言われた通り少量の塩で食べたら美味いのなんの!びっくりした。
たかが蕎麦されど蕎麦。結構違うもんだね。

蕎麦を食べた後は延々山道を走って白馬まで。
クネクネとした山道を楽しみにしてたんだけど舗装が悪すぎた。
下回りをヒットしないか緊張しながらの運転。残念...



峠の頂上から見た白馬の山々は見事だった。
思わず車を停止して5分程眺めてしまったよ。

白馬の町に下りてきたら、またまた桜が。
今回の旅行は本当に桜づくしだった。日本の春満喫。



白馬の町からは糸魚川街道を北上。
この道は信号も少なく本当に快適だった。
大きい車が居たのでペースは普通だったが順調に距離が稼げた。
途中、電車の写真を撮る鉄道マニアの集団が居た。JR大糸線は写真の名所か?

日本海に出たら8号線を西へ。海岸線をクネクネ走る快適道路。
ペースも早めで距離も稼げるんだよね、ここらは高速要らないんじゃないかな?



道の駅に寄りつつも日没直後くらいに高岡市内へ到着。
高岡駅前では祭りやってた。
祭りの雰囲気を味わおうかと思ったら出店は片付け中で...

明日はいよいよチューリップ鑑賞だ!
会場内の混雑と駐車場渋滞を避ける為に早起き予定。
「道の駅うなづき」で購入した地ビールを飲んで就寝。



5/1 高岡市 → 砺波市 → 富士市
朝から文句無しの晴天!いよいよチューリップ祭りの会場へ。
ただ自然が相手だし、開花状態によって左右されるので不安もちょっぴり。

会場の駐車場へ行く前に菜の花が大量に咲いてる場所があるので寄り道。
どんなもんかな?って思ってたら、この菜の花畑が物凄かった。
こんな菜の花畑は見た事が無いよ。花が黄色だから凄く鮮やか。眩しいくらいだったよ。

 

駐車場に付くとまだガラガラだった。GWだから混雑すると思ったのにね。
やっぱり早起きは三文の得かね?

会場に入るといきなり満開のチューリップがお出迎え。
会場内は本当にチューリップだらけ。チューリップに見えない変わった品種もいっぱい。
学術的に希少なモノなど色々だが、品種の名称まで覚えられなかった。(そりゃそうだ)

まずはチューリップ四季彩館へ。室内でのチューリップ鑑賞。
建物の中で一年中チューリップを咲かせている。

  

館の中を一回りしたら今度は品種見本花壇へ。
ここでは球根購入者や栽培農家の為に様々な品種を名称付きで並べてある。
見本とはいっても見る側にしたら十分に飾られた花壇だ。

  

そして、いよいよメイン会場であるチューリップタワー&大花壇へ向かう。
その途中の広場にもチューリップ花壇が一杯。見事な咲きっぷりで圧倒される。

 

そしていよいよチューリップタワー付近の大花壇。
事前にネットで過去の写真は見て来たが実物を見て本当に驚いた!
いったい何本のチューリップが咲いてるのか見当が付かないよ!

  

  

会場から一旦外へ。近くにチューリップを栽培してる畑がある。
畑で育ててるのは咲き終わった後の球根。つまり咲いてる花は目的では無い。不思議だね。

 

こうしてチューリップ鑑賞は終了。
早起きして行って昼過ぎには会場を後にした。ウチらが帰る頃には会場は混雑してたよ。
帰りの道もかなり順調。何処でも渋滞にはまらなかった(松本で少しだけ...)



 


走行距離は軽く1000kmを超えたが全然疲れず、車もノートラブル。
非常に充実してリフレッシュできた楽しい2泊3日でした。

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