Grand Touring 〜沖縄でダイビング編〜


7月になってすぐ かなり早めの夏休みを取得して、4泊5日で沖縄に行ってきた。
(いつもの8月後半や9月だと 仕事が忙しくなるのが見えてるからね...)
そして今回の旅行の目的は、ダイビングのライセンス取得一本!!
計3日で8本、トータル8時間のダイビングを楽しんできたよ。

7/5 富士 → 那覇

今回は富士山静岡空港発着便で移動してみた。
空港まではT-Top。空港の駐車場は無料なので便利。
空港からかなり離れないと、食事をする場所が無いので注意が必要。
B737-700という小型機でしたが快適でした。

飛行機には歩いて搭乗
修学旅行らしき学生が多くほぼ満席
ひさびさの飛行機にワクワク
幅もスリムだが長さも短い
比較でエンジンが大きく見える
 
羽の上の席を選択
前が空いてて足元が広い席にした
フラップの動きも楽しめる
チェックインして首里城方面へ
写真は円覚寺跡
臨済宗の琉球本山だったらしい
円鑑池に中にある弁財天堂
円鑑池は首里城の雨水等を貯める人工池
堂に架かる天女橋は重要文化財
遠目から見た久慶門
通用門で女性が主に使用したとのこと
城壁が高くて迫力満点
園比屋武御嶽石門
「そのひゃんうたきいしもん」と読む
門の背後の森がかつての国の聖地
世界遺産、登録記念碑
石門の名がローマ字で書かれてる
2人共 初めての首里城
有名な守礼門
想像以上に色が綺麗だった
二千円札でおなじみ
歓会門
外側の城郭に設置される正門
日本の城門とは全く違う造り
瑞泉門(手前)と漏刻門
瑞泉とは「めでたい水」という意味
平成4年の復元で色鮮やか
龍樋(りゅうひ)
500年前から唯一現存するモノ
今でも水が湧き続けてる
第三の門である漏刻門
漏刻=水時計という意味
城内外に時間を知らせる役割があった
漏刻門内側から見た城外の景色
大きな建物は沖縄県立芸術大学
 
深刻な円安・・・という意味じゃない
日本国内の施設でこの看板は珍しい
 
首里城 正殿
朱色が見事
向かって右側は塗り直し作業中...
唐破風妻飾
金の龍は立体的な彫刻になっている
日本と中国の中間のような雰囲気
龍頭棟飾のアップ
大きく口を開けているのが良く解る
長い髭が立派
正殿隅棟
朝鮮瓦が埋め込まれている
これも琉球ならではの雰囲気
国王が日常の執務を行った御書院
2007年に復元されたもの
釘を使わず木組みで復元してある
書院・鎖之間(さすのま)庭園
石灰岩、松、ソテツの組合せが不思議
国の名勝に指定されている
一階の御差床(うさすか)
奥左側に見える階段は王専用
 
二階の御差床(うさすか)
豪華絢爛の一言
朱と金が神々しく輝いてる
まさに玉座
対になった金龍の柱、黒漆に塗られた床
座るどころか触るのもためらう
地下の遺構が覗ける
昔の正殿跡は地中に埋めて保護
その一部が見えるようになってる
食用として日本に来たカモ科の鳥「バリケン」
人が近付いても逃げない
かすれて音にならない鳴き声だった
オオバナアリアケカズラ
沖縄では道路脇などに多く植えられている
花が大きくて目をひく

初めての首里城。
復元されてから日が浅く、想像以上に綺麗な建物だった。
綺麗過ぎて歴史を感じるという雰囲気は無かったのが正直なところ。
夕食は宿近くの店で沖縄ソバを食べたよ。


7/6〜8 奥武島・座間味・慶良間

いよいよ本命のダイビング!
体験ダイビングでは無く ライセンス取得が目的。
10年ぶりに潜るカミサンも、一緒に 付き添いダイビング。

ライセンス取得のためには、最初は浅瀬(限定水域)で練習しなくてはいけない。
初日は 南城市にある奥武島で、2日目以降は全て 慶良間諸島でのダイビング。

最初のうちは、急潜行をして耳と頭を痛めたり、エアの消費量を気にして 呼吸を制限したために 頭痛になったり…
ちょこちょこと苦労はしたけど、無事ライセンスは取得できたよ。
(水中写真はインストラクターが撮影したもの)

1日目 奥武島 浅瀬で初めてのダイビング
慶良間と比べると透明度はイマイチ
それでも十二分に綺麗な海だったよ
2日目 船に乗って座間味へ
珊瑚とキンギョハナダイの群れ
潜った途端に こんな世界
海中から上を見た景色
素晴らしい透明度が解るかな?
水中は想像以上に色彩が豊か
イソギンチャクと戯れるクマノミ
定番ですね
背景に居る中型魚はブダイかな...?
セジロクマノミ
名前の通り背中が白い
このイソギンチャクに付く事が多いらしい
有名なカクレクマノミも登場
ダイバーの人気者らしいね
卵を必死に守ってます
通称オラウータンクラブ
クモガニの1種で正式名は未決定らしい
モジャモジャで極小(1〜2cm)
花が咲いてるみたいだね
これ、実はウミウシの卵だそうだ
ウミウシは色々な意味で深いね
ミスジアオイロウミウシ
と思われる...
ウミウシの判別は本当に難しい
ヤッコエイ
エイの泳ぎは本当に優雅だね
泳ぐというより飛んでるみたい
岩場の底にネムリブカを発見
小型サイズだけどフォルムは格好良い
鮫まで見られるなんて...幸せすぎる!
ハゼの種類
スジクロユリハゼかな?
ちょこちょこと素早く動いてた
デバスズメダイの群れ
何という青さ!
保護色なんて完全無視だね
アオウミガメにも遭遇、超ラッキー!
おやすみ中で 泳いでくれなかった
存在感はたっぷり!!
そして無事にCカード取得!!
ショップのブログ用に撮影された
嬉し恥ずかし...

コツを掴んだなぁって思った頃に終わり ってのが本当に残念だ。
エアの消費を制御出来るようになって、潜水時間も稼げるようになったのに...
もっと色々な魚、珊瑚、地形を観察したかったな。

これはヤバイね。 完全に はまりそうだ。


7/9 那覇 → 富士

最終日。昼過ぎの飛行機で 静岡へ帰る。
せっかく沖縄まで来たのに、国道と道の駅を追加しないわけにはいかないよね。
レンタカーを借りて島内グルグルしてきた。

糸満ロータリー
沖縄に2つあるロータリー交差点
嘉手納より随分と小さい
喜屋武(キャン)岬の平和の塔
狭い道を通るので行くのに苦労する
沖縄戦での62師団を悼んで建立
荒崎海岸の眺め
これが沖縄本島最南端
天気がイマイチだったのが残念
移動中に発見した糸満市役所
異様な造形にびっくりして立ち寄る
建物南側にソーラーパネルがびっしり!
ソーラーパネルのアップの様子
台風が多いから安易な施工は出来ない
行政施設だからこそ こうすべき!良い見本。
帰りの那覇空港
全日空機が整然と並んでる
また来たいな、潜りに

初めてのダイビングは、本当に楽しかった。
苦労なんてすっかり忘れてしまって、楽しいことしか覚えてない。
行きたい場所リストに、世界中の海が加わってしまった!

人生楽しむために、頑張って働かないとね。


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